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自殺した上島竜兵さんの報道を巡ってフジテレビが炎上していますが、


厚労省がHPでメディア関係者へのお願いをPDFでアップロードしていました。

https://www.mhlw.go.jp/content/000937620.pdf


赤い枠で囲ってある箇所を引用します。


以下のような放送・報道は、自殺リスクを高めかねません。

● 自殺の「手段」を報じる

● 自殺で亡くなった方の自宅前等から中継を行う

● 自殺で亡くなった場所(自宅)の写真や動画を掲載する 

● 街頭インタビューで、市民のリアクションを伝える


そもそも、世界保健機関(WHO)が自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識 2017 年版(いわゆる『自殺報道ガイドライン)を既に公表しているんですよね。そこにはいわゆるウェルテル効果についてこう述べられています。


自殺リスクの高い人は、メディアの自殺報道の後に模倣自殺を起こしてしまう危険性がある。それは特に報道が大々的で目立つものであるセンセーショナルである自殺手段を明白に述べているといった場合や、自殺に関する広く知られた迷信を容認するまたは繰り返すといった場合に起きやすい。自殺で亡くなった人が社会的地位の高い人、あるいは自らと重ね合わせやすい人であると、リスクがきわめて高くなる。後にさらなる自殺を引き起こすような自殺報道は、より長時間をかけて繰り返されていることが多い。



「お茶の間に笑いを届けていた人気者の自死」という意外性に勇み足を踏んでしまったのでしょうが、「自殺対策の推進」(“ Preventing suicide”)は実行されて初めて意味があるものです。フジテレビに限った話ではありません。マスメディアの自重を望みます。




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